設定画面

このダイアログでPortaBaseアプリケーション全体の設定ができます。”OK”をクリックして現在の全てのタブの設定を適用するか、キャンセルして変更前の状態で終了します。タブには以下があります:

ノート

Maemo 5版ではこの画面はタブの代わりに、全てのオプションが入っているスクロール出来るリストを使用します。

全般

“全般”タブには以下のオプションがあります:

Confirm deletions
レコード、ビュー、ソート方法、フィルターを削除しようとした時に、確認ダイアログを表示させるにはこれをチェックします。これは、他のものをクリックするつもりで何かを削除してしまうといったアクシデントを減らします。
Allow checkbox edit in data viewer
データ表示画面で、真偽値のチェック状態を、該当のセルをクリックすることで変更できるようにするには、これをチェックします。これでPortaBaseをTODOリストなどに使う時にはより便利になりますが、データの値がちょっとしたアクシデントで変わってしまい易くなる面もあります。
View rows with a single click
これをチェックしますとデータ表示画面でレコードを一回押せば、そのレコードはレコード表示画面に表示されます。チェックを外すと、レコードをクリックしてその画面を表示せず選択出来ます。
Use small-screen settings on this device
これをチェックしますとPortaBaseは小さい画面に適切な設定を使います(例えばビューフィールドのデフォルト幅、1ページのデフォルトレコード数など)。普段はオペレーティングシステムを確認してこのオプションの設定を自動的に推測出来ますが、ネットブックなどの例外で変えた方がいいかもしれません。
Auto-rotate to match device orientation (Maemo Fremantle only)
これをチェックしますとPortaBaseは自動的にデバイスの向きに合わせてランドスケープモードとポートレイトモードに回転します。
Use pages in data viewer
データ表示画面下部に1ページあたりのレコード数の指定とページ間の移動をするためのナビゲーションバーを表示するにはこれをチェックします。チェックを外すと、ナビゲーションバーは表示されず、1ページに現在のフィルターを通ったレコードが全て表示されます。
Default rows per page
新しいデータベースを作成する時に使用される1ページに表示される最大レコード数のデフォルト値。
Wrap Notes
記述画面(表示/編集)で、手作業で改行をいれなくても、自動的に折返しをするようにします。デフォルトでは空白の位置でのみ折返しをしますが、ドロップリストの値を変更して、空白の有無にかかわらず行末で折返しをさせることもできます。(これは日本語のような、空白を使わない傾向のある言語では非常に便利です。)

日付と時刻

“日付と時刻”タブには以下のオプションがあります:

Date format
データ表示画面やレコード表示画面などで使用される日付値のフォーマットです。
Time format
表示を24時間標記にするか12時間標記(AM/PM付)にするかです。
Weeks start on
週の初めの曜日です;これは日付入力ダイアログの表示に適用されます。
Show Seconds for times
データ表示画面やレコード表示画面などの時刻フィールドで、秒を表示するか否かを切替るためのものです。

表示

表示タブの”フォント”セクションでは使用できるフォントと、それで使用できるフォントサイズからいずれかを選択できます。このフォントは(別のものが選択されるまでは、(アプリケーションを修了し再起動したとした後も含め)PortaBase中の全てのテキストで使用されます。例えばデフォルトフォントでは日本語の文字を表示出来なかったら違うのを選択したり、画面によりを多くの文字を入れるためにもっと小さいフォントを選択するといったことができるでしょう。(システムと違うフォントを使うのが苦手なMac OS Xではこのオプションは表示されません。)Maemo 5では”レコードの高さをフォントに合わせます”のオプションがチェックされていない限り、レコードの表示はフォントのサイズの設定に関係なく指に合わせた高さを使います。

“レコード色”セクションにはデータ表示画面、フォーマット編集画面、ビュー編集画面、ソーティング編集画面の行の背景に使われる色を選択するための2つのボタンがあります。各ボタンは現在の色を表示しています; どちらかをクリックすると使用したいほかの色を選択するための色選択画面が起動されます。

ノート

システムのテーマによって色が支配されているMaemo 5ではこのオプションは表示されません。そのかわり、テーマの設定で行の背景に使われる二つ目の色を使うかどうかのオプションがあります。この色の設定が相応しくないテーマの場合このオプションを外した方がいい。

“最近使ったファイルの一覧をクリアします”のボタンを押せばファイル選択画面で表示される最近使ったファイルの一覧が空っぽになります。あとで開くファイルはいつも通り一覧に追加されます。